Freshfieldsは、日本電気株式会社並びにその完全子会社であるNECプラットフォームズ株式会社、NEC Europe Ltd.、NEC Latin America S.A.およびNEC Corporation of America(以下、総称して「NEC」といいます。)に対し、アジアおよびオセアニア地域を除く世界各地域のクラウドおよびオンプレミス型ユニファイド・コミュニケーション事業(以下「UC事業」といいます。)の売却に関してアドバイスを提供しました。
本グローバルカーブアウトディールは、それぞれの地域で様々な買主に対する異なる取引を組み合わせることで実施されました。NECのUC事業売却に関連する取引は以下の通りです。
- NECのクラウドベースのユニファイドコミュニケーションズ・アズ・ア・サービス(UCaaS)およびコンタクトセンター・アズ・ア・サービス(CCaaS)に係るソリューション事業(アジア、オセアニア、イタリアを除く。)を、AI搭載クラウド型コミュニケーションの主要サプライヤーである米国Intermediaに売却
- NECの北米およびラテンアメリカ(ブラジルを除く。)におけるオンプレミス型ユニファイドコミュニケーション事業の(NEC CanadaおよびNEC Enterprise Communication Technologiesの譲渡およびNEC Corporation of Americaの資産の一部の譲渡の方法による。)、米国を拠点とする通信機器・サービス分野の主要プロバイダーであるForerunner Technologiesへの売却
- NECの欧州におけるオンプレミス型ユニファイドコミュニケーション事業の(NEC Italia S.p.A.とNEC Nederland B.V.の株式の譲渡の方法による)、イタリアを拠点とする情報通信技術システム統合のリーディングカンパニーであるComtelへの売却
- NECのブラジルにおけるオンプレミス型ユニファイドコミュニケーション事業の(資産譲渡の方法による)、ブラジルを拠点とするコーポレートコミュニケーションおよび電子セキュリティプロバイダーへの売却
Freshfieldsは、本取引に係るすべての側面についてアドバイスを提供しました。M&Aパートナーのゴードン・パームクイスト(東京オフィス)が、Freshfieldsの11オフィスからなるクロスボーダーチームを率い、シニア・アソシエイトの板垣アーノルド恒志(東京オフィス)、Veronica Ferro(ミラノオフィス)、カウンセルのUmberto Santacroce(同上)のサポートを得てとりまとめました。また、ミラノオフィスのパートナーであるLuigi Verga(M&A)およびLuca Capone(People and Reward)、アムステルダムオフィスのパートナーであるBrechje Nollen(People and Reward)、Alex Doorman(M&A)およびBob van Kasteren(Tax)、ニューヨークオフィスのパートナーであるMenachem Kaplan(知的財産)、ロンドンオフィスのパートナーであるKathleen Healy(People and Reward)並びにミラノオフィスのアソシエイトであるGiorgia Bove、Celeste Campisi、Filippo Alberti、Ludovico BrunoおよびMara Ruberto、アムステルダムオフィスのアソシエイトTijn MandemaおよびMaxine Lemstraも、本取引をサポートしました。